こんにちは。イオンモール柏向かいにございますウィズ歯科クリニック歯科医師小川です。

小さなお子様、中でも赤ちゃんの歯医者さんはいつから通うのがいいんだろうと疑問に思っている方はいらっしゃいませんか。

特に初めてのお子様を持った保護者の方は全てが未経験ですのでわからない事も多く不安を抱える事も多いのではないでしょうか？

今回は初めての歯科医院の選び方やその診察についての流れについてポイントをふまえてお話したいと思います！

小さなお子様のいらっしゃる方は歯科医院を選ぶ際の参考にしていただけたらと思います。

では実際お子様はいつから歯医者さんに連れて行ったらいいのでしょうか？1歳？2歳？

実は初めての歯科検診は、歯の生え始めが最初のタイミング。

赤ちゃんによって異なりますが、歯が生え始めるのは生後6～9ヶ月ごろ。歯が見えると、歯のケアやむし歯リスクについて保護者の方は気になってくるでしょう。

歯が生え始めたら、歯医者さんデビューのタイミングです。保護者の方は、歯のケアの方法や疑問に思うことを歯科医にご相談ください。

また、赤ちゃんは知らない場所に行ってもまだ怖がらない月齢なので、このころから通院を始めると大きくなってからも抵抗なく定期検診に通ってくれるようになります。

ほかにも早い段階から歯医者に通う理由がいくつかあります。以下に詳しく説明します。

1.正しい歯磨きの確認、むし歯・お口の異常に早期に気付ける

生後6～9ヶ月頃から歯が生えてくると歯磨きが必要になります。歯が生え始めた時点からむし歯になる可能性があります。

親御さんの中には初めてのお子様の歯磨きに不安を感じる方も多いでしょう。

自分の歯と他の人の歯を磨くのは勝手が違い、正しい歯磨きの方法を知らないことがあります。歯科医院での診療を受ける事で正しい歯磨きの方法を知る事ができます。

赤ちゃんがむし歯にならないように歯磨きを気を付けていたり、口の中をしっかり確認していたりしても、磨き残しやむし歯を見落としてしまう可能性もあります。

赤ちゃんに特に気になるところや、異常がなくても定期的に歯医者で検診を受けることで、むし歯はもちろんお口の異常に早期に気付けるというメリットがあります。

2.むし歯予防のためのアドバイスを受ける事が出来る

小児歯科では離乳食などの食事に関するアドバイスも受けることができます。食事の方法やタイミングによっても虫歯を予防できるため、知っておくと将来の虫歯リスクを低減できます。

また虫歯はもちろんの事、お子様の歯並びやお口の中の状態も相談でき適切なアドバイスを得ることができます。

母乳の与え方や離乳食を始めるタイミングなど、全ての成長がお口の中をはじめとする全身の健康へと繋がっています。

3. お子様に歯医者に慣れてもらう

お子様にとって歯医者さんは非日常です。その雰囲気や器具の音、口内を触られる不快感などで歯医者さんが苦手になりやすいです。ですが物心がつく前から定期的に歯医者に通っておけば、自然と歯医者に慣れ苦手意識を持たずに成長できます。

赤ちゃんの頃から定期的に歯医者に通って慣れておくことで、歯科医院に対する抵抗感を軽減させることができいざ治療が必要になった時にもスムーズに行えます。

むし歯が見つかって、歯科医院に行ってむし歯を治してもらおうと思っても、赤ちゃんが歯医者に慣れていなければどんなにむし歯が大きくても、急に治療を行うことは難しいでしょう。

4.良い歯並びの発育方法を知れる

早い段階で歯医者に来院することによって、食事の取り方やお口を正しく育てるためのマッサージ、遊びの中に取り入れて欲しい成長に必要な動きなどを教えてもらえます。

また、体の成長だけでなく顎の成長にも大きく関わる、歩き出す前の正しい体の動きや姿勢についても知ることができます。赤ちゃんに今からできる必要な方法を教わって、日々取り入れてくことで健やかな発育に導けます。

歯医者さんデビューはお子様の将来を左右する重要な一歩

歯医者さんデビューは、お子様の将来の歯の健康に直結する重要な一歩といえます。正しい歯磨きの習慣を身につけ食生活の良い習慣を身につけることで、虫歯やお口のトラブルを未然に防ぐことができます。

また歯科医院に通うことで歯科医院の雰囲気に慣れ、歯科医院への苦手意識や不安感を軽減することができます。

では数ある歯科医院のうち一体どこを選べばいいのか？お悩みポイントですよね。以下でポイントをご紹介しますので参考にしてみて下さい。

1.小児治療の経験が豊富な小児歯科を選ぶ

小児歯科では成人の歯科治療とは違い、子供のお口の特性に詳しい専門の歯科医師がいます。また経験豊富な小児歯科では小さいお子様に配慮した診察を行えます。

2.歯並び・咬み合わせの総合的なチェック

小児歯科ではむし歯の治療だけでなく併せて歯並びや咬み合わせなどもチェックしてもらえるので安心です。早い段階で問題を見つけることが出来れば適切な治療を行う事が出来、トラブルを予防できます。

3.丁寧な説明をしてくれる

生えたばかりの乳歯、顎の発達、癖・習慣など、成長過程のお子様のお口は日々さまざまな変化をします。

その為保護者の方にとってはたくさんの「分からないこと・不安なこと」があるでしょう。 歯科医院ではそういった疑問や不安にしっかり答えてくれることはとても大事なことです。 

また保護者の方も緊張して何を聞いていいかわからないといった事もあるかと思います。

歯科医の方から「日ごろ何か困っていることはありますか？」「歯みがきは嫌がらずにさせてくれますか？」などのコミュニケーションを取ってくれると保護者の方も安心できますね。

そういった歯科医院を選ぶ事は長く歯科医院と付き合っていくためには非常に重要なポイントであるといえます。

4.いくつか受診してみる

最近では小児歯科を併設していたり、小児歯科専門の医院など多くの医院があります。なので通いやすくお子様に合った歯科医院を選ぶ為にいくつか医院を受診してみるのも良いかもしれません。

この時に検査やカウンセリングが雑であったりしないか、お子様と相性があっているか等を比較して医院を決めましょう。

赤ちゃんの頃から歯科医院に慣れているお子様は特に問題ないかもしれませんが、３歳ぐらいのお子様ですとやはり医院の雰囲気によっては苦手に感じてしまい、それが原因で歯医者さん嫌いになってしまう子もすくなくありません。

なので歯科医院の雰囲気もとても大切です。明るく清潔である事はもちろんですがお子様が待ち時間に退屈しない様に絵本やおもちゃがあったり、お子様の遊べるキッズスペースがあったり、診察のお部屋自体が楽しい雰囲気の作りになっていたりと工夫をしている医院もあります。

そういった楽しい雰囲気の歯科医院であれば「またはいしゃさんに行きたい！」とお子様の方から言ってくるかもしれません。

お子様自身にまた行きたいと思わせる雰囲気の歯科医院ですと通いやすくなるのではないでしょうか。

初めて歯科医院を受診をする場合、何をするんだろう？と来院するのを躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。

乳歯が生えたばかりの赤ちゃんの歯科検診では基本的に虫歯はありませんので治療という流れになりません。歯の状態を確認し雰囲気に慣れてもらう事がメインです。

もしむし歯があった場合は今後どの様に治療を進めていくか歯科医師と相談してスケジュールを決めましょう。

以下に大まかな流れをご紹介します。

1.受付と問診票の記入

受診の予約を取ったら受診日に医院で受付と問診票を記入をします。小さなお子様がいるので記入には時間がかかりそうであれば時間に余裕をもって出かけましょう。

2.診察

呼ばれたら診察室で歯科医の診察を受けます。この時言葉がわかるくらいの年齢のお子様には保護者の方からも「ばいきんとバイバイしようね」や「かっこ良くがんばろうね！」などの声掛けで雰囲気作りをしてあげて下さい。

3.カウンセリング

お子様の食習慣についてや癖などについて聞かれたり、今後の診療の流れなど話します。不安な事や聞きたい事があればどんどん質問しましょう。

いかがでしたでしょうか。簡単ですが小さなお子様の歯科医院のデビューについてお話させていただきました。

・初めての歯科検診は、生後6～9ヶ月頃が適切

・物心がつく前に歯科医院に通い慣れさせお子様の不安感を取り除こう！

・小児歯科がある医院を選ぼう

・コミュニケーションがしっかり取れる歯科医院が安心

・楽しい雰囲気の歯科医院だとお子様が楽しく通える

お子様が安心して通う事ができお口の健康をしっかりとサポート出来る歯科医院がベストですね。歯科医院を選ぶ際に参考になれば幸いです。

当院では小児歯科専門医が在籍しております。お子様の歯の事で少しでも気になることがありましたら、柏の歯医者「ウィズ歯科クリニック」までお気軽にご相談ください。ご連絡をお待ちしております。

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