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お子様の歯磨きは極めて重要!方法と歯磨き粉の選び方を解説

こんにちは!イオンモール柏向かいにございます、ウィズ歯科クリニック歯科医師の小川です。

突然ですが、お子様の歯の健康を守るために欠かせないのが日々の歯磨きの習慣と丁寧なブラッシングですよね。

虫歯予防や口臭対策、そして様々な理由から子供たちにとって歯磨きはとても大切な習慣といえるでしょう。特に生え始めの乳歯はとても柔らかく、その時期は虫歯のリスクが非常に高い時期でもあります。

そこで本日はお子様の歯磨きとその方法、歯磨き粉の選び方に焦点を当ててお話いたします。

 

なぜ歯磨きが大事なの?

歯磨きは単なる虫歯予防だけでなく、口臭の元となる食べカス(プラーク)も取り除き口腔内の清潔を保つうえで重要な大切な習慣です。

特に子供の歯磨きは、将来の口腔健康に影響を与えるため健康な歯の習慣を形成する一環として欠かせません。

 

 

歯磨き粉の役割とは?

歯磨き粉の使用は絶対に使用しなければいけないものではありませんが、その効果をさらに高めたりお子様に好きなフレーバーを選んでもらうことで歯磨きに対する嫌悪感を取り除き「歯磨きは楽しいもの」という雰囲気作りにも一役かう事ができます。

歯磨き粉には含まれる成分は歯を強くするのに役立ちます。特にお子様にとって歯磨き粉の選び方には注意が必要です。

お口に入れるものなので安全性や効果を考慮しながら、お子様にとって最適な歯磨き粉を選ぶことが大切です。

 

小児用歯磨き粉の選び方

子供の歯磨き粉は大人用とは違った配慮が必要です。

子供の歯はまだ発育途中であり歯茎もデリケートです。そのため子供用の歯磨き粉は安全性やお子様の好みに合ったものが良いでしょう。

具体的な選び方は以下の通りです。

・ フッ素濃度は900~1000ppm以上を選ぶ

: フッ素が900~1000 ppm未満だと効果がはっきり認められていません。

・ 年齢に合わせた形状(ジェル状、ペースト状等)

: シートタイプ(0~1歳)は歯磨きに慣れさせるのに適しています。

ジェルタイプ(1~3歳)は歯の隙間の汚れを落とすのにおすすめです。

ペーストタイプ(3歳以上)はうがいができるようになったら、大人と同じものを使用しましょう。

・好みのフレーバー

: お子様の好みに合ったフレーバーを選ぶことで、歯磨きが楽しくなります。楽しい雰囲気づくりを心がけると歯磨きに抵抗がなくなり良い習慣を続けることができます。

 

以下に解説していきます。

お子様に適切な歯磨き粉のフッ素濃度とは

子供用歯磨き粉にはフッ素が配合されていることが一般的です。フッ素は歯を強化し虫歯予防に効果があります。特に乳歯が生え始めた頃からフッ素入りの歯磨き粉を使用することがおすすめされています。

生え始めの乳歯はとても柔らかく虫歯になりやすいです。フッ素は歯のエナメル質を強化し虫歯に対する耐性を高める働きがあります。 

お子様のフッ素の推奨濃度は、歯の生え始め~5歳までは900~1000ppmを適量、6~14歳は成人と同様に1500ppmを目安としています。

しかし歯磨き粉はあくまでサポート役であり、丁寧に歯をブラッシングすることの方が重要です。
歯磨きの一番の目的は歯ブラシによる歯垢の除去、つまりプラークコントロールです。歯磨き粉も大事なポイントではありますがあくまでサポートと考え、歯の隙間や奥歯の溝まで丁寧なブラッシングを心がけましょう。

 

歯磨きをしている男の子

 

歯科医院で歯磨き粉を選ぶのもおすすめ!

しかし沢山の歯磨き粉の中から選ぶのも大変な作業ですよね。そんな時は思い切って歯科医院でアドバイスをもらっても良いでしょう。歯科医院でも子供用に最適な歯磨き粉を取り扱っている所もあります。

そして歯科医師は子供の歯の健康状態を十分把握していますので、適切な歯磨き粉をおすすめしてくれるでしょう。

 

歯磨き粉の正しい使い方

お子様にとって歯磨き粉を使うのは初めてという子もいるでしょう。そのため、保護者の方が歯磨きの手順やその他の注意点を伝え見守ることが大切です。

歯みがきの手順

1.歯磨き前に手や歯ブラシなどを洗い歯磨きを行いましょう。

2.適量の歯磨き粉を歯ブラシに付けます。子供の場合は豆粒程度の量が適しています。

3.歯ブラシを上下左右に歯の表面や裏側、歯ぐきまで丁寧にやさしく動かします。特に歯と歯の間や奥歯の裏側など、歯ブラシが届きにくい部分にも注意を払いましょう。

4.歯磨きが終わったら口を二回ほどすすぎます。ただし、あまり多く口をすすぐとフッ素が流れてしまうので注意が必要です。お子様がまだ上手にすすげない場合は、少量の水を口に含ませるだけで十分です。 

 

歯みがきの習慣化

子供にとって歯みがきが楽しい習慣となるように工夫することも大切です。例えば歯磨き粉の味や香りをお子様自身に選んでもらったり、複数のフレーバーを試してみることもいいかもしれません。

またお気に入りのテレビなどを見ながら歯を磨くと歯みがきが楽しくなりますし、親子で共有できる時間にもなります。

 

定期的な歯科検診も

歯磨きだけでなく定期的な歯科検診もお子様のお口の健康には欠かせません。歯科医院での専門的なチェックとクリーニングは虫歯や歯周病の早期発見につながりますし、虫歯予防に適切なアドバイスをもらうこともできます。

健康な歯を育てるためには、親子で協力して歯磨き習慣を身につけ定期健診を受けることが大切です。

 

歯科検診のタイミングは?

赤ちゃんの歯が生え始めるのは生後6ヶ月頃であり、はじめての歯科検診は歯が生え始めた頃から始めることが推奨されています。この時期は生えたばかりの乳歯に対するケアや生え方のチェックが行われます。その後も6ヶ月から1年ごとの頻度で定期的に歯科医院を受診することが勧められています。

 

歯科医師のアドバイス

歯科検診では歯科医師または歯科衛生士が子供の歯の状態を確認し、適切なケア方法やブラッシングのポイントを指導してくれます。また歯磨き粉の使用についてもアドバイスを受けることができます。歯のプロの意見を聞くことで子供の歯の健康を守るための具体的な方法を知ることができます。

 

 

まとめ

お子様の歯の健康は将来の健康にも大きく影響します。そのため歯磨きや歯科検診についての正しい知識を持ち親子そろって実践することが大切です。

ブラッシングにおいては歯磨き粉の使用も大切な役割を果たしますが、その安全性やお子様の好みを考慮した選び方が必要です。また歯科検診を受けることで歯の健康状態を把握し、適切なケアを行うことができます。

親子で協力して楽しく習慣化された歯磨きの時間を過ごし、お子様の健康な歯づくりをサポートしましょう。

柏市のウィズ歯科クリニックでは小児歯科専門医が在籍しております。

お子様の歯のご質問などにも丁寧にお答えできます。何かございましたらお気軽にお声掛けください。

 

 

 

 

 

 

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