こんにちは！

イオンモール柏の向かいにございますウィズ歯科クリニック歯科医師の小川です！

「笑った時に銀歯が見える…」「歯ぐきの境目が黒ずんでいる…」「被せ物が黄ばんできた…」これらは保険の被せ物の特徴です。

自費治療のセラミックは見た目がきれいになる治療ですがそれだけではありません。

審美的な部分はもちろん、機能的にも優れている治療です。

今回はセラミックにすると本当に口元が綺麗になるかについて詳しく解説いたします。

特徴1　天然歯のような透明感で見た目が自然

セラミックの特徴の１つは、見た目が自然で美しいことです。

天然歯のように透明感や白さがあり、治療した歯のように見えません。

また、色調や形を自由にデザインできるため、周りの歯になじむようにすることもできますし芸能人のように白い歯を希望することも可能です。

歯をよく見ると、実際は1色ではなくグラデーションで少しずつ色味が違うので、セラミックも歯の根元と先端では少しずつグラデーションが違うようにして、天然歯のように作製することができます。

特徴2　身体に優しく金属を使用しない

セラミックは金属を使用しないため

「金属アレルギーの心配がない」

「金属成分が歯茎に流れ出して黒ずみが起こる心配がない」特徴があります。

見た目も自然なため、審美的なだけでなく、機能面でも優れている身体に優しい素材です。

保険で使用する材料の場合、その寿命は３～５年程とされていますが、セラミックの材料の場合は１０年以上とされています。

どんな材質にも壊れてしまう時はきますが、より長持ちさせたいという希望を叶えるのは、セラミックの材料になります。

2次虫歯になりにくく、歯の寿命を延ばせる

セラミックは表面がつるつるとしていて傷がつきにくいため、汚れがつきにくく、また汚れが付いたとしても落ちやすい材質になります。対して保険の材質は汚れが、つきやすく、また特に銀歯の場合は表面に小さな傷がつきやすいため、頑固な汚れが落としにくいです。

また、セラミックと保険の材質では接着の様式も異なり、セラミックの場合は専用の化学的に接着するセメントを使用し、湿度の極めて高い口腔内でも安定しており、イメージとしては歯とセラミックが融合し一体化するような状態となります。

対して、保険の材質に使われるセメントは湿度に弱く、言わば木工用ボンドのように張り付けているだけの状態となるため経年的にセメントが劣化しやすく、歯と詰め物や被せ物の間に隙間ができて汚れが入りやすくなります。

しかし、特に歯の部分的な詰め物の場合にはセメントが完全に溶け出していてもすぐに取れてしまわないことがあり、詰め物が歯にはまった状態で維持されたまま歯と詰め物の間に汚れが入り込んで、気づいた時には大きな虫歯が詰め物の下に出来てしまうといった悪循環に陥る可能性があります。この記事を読まれている患者様の中には歯科医院でレントゲンの撮影をして、「詰め物の下に虫歯があります。」と指摘されて虫歯を除去した結果、「虫歯が神経まで達してしまっているので神経を残せません」と言われ、歯の神経を取り、被せ物となっている方もいるかもしれません。

このようにセラミックと保険の材質とでは見栄えだけではなく、汚れの付き具合や接着に使用するセメントも大きく異なります。

歯の治療には一般的にステージがあり初めは歯科用レジンによる治療から始まり、レジンが劣化して虫歯が広がり部分的な詰め物の治療をしたがその詰め物の下に虫歯ができ、歯の神経を取る治療をして被せ物になります。歯の神経を取るところまで来てしまうと歯が脆く折れやすくなってしまうため、ゆくゆくは抜歯となる可能性があります。

このように歯の治療はすればするほど実は歯を悪くしていくことになるのです。ですが、材質によってはこの悪循環を停滞させることができる材質もありそれがセラミックの材質になります。歯の寿命を少しでも伸ばすためには、やはりセラミックの材質をお勧めします。

【まとめ】

セラミックは審美治療で、見た目の自然さはもちろん、汚れが着きにくく、機能的にも優れた素材です。

美しい歯は健康だけでなく、笑顔がステキになり、心も豊かにするのかもしれません。

当院ではいくつかのセラミックの種類がありますので、セラミックが気になる方はご相談ください。

患者さまのご希望にできるだけ添えるよう、スタッフ一同力を合わせて取り組んでいます。

審美治療