柏市の歯医者|ウィズ歯科クリニック 医療法人社団 オハナ会

親知らずは早めに抜いたほうがいいの?①

親知らずを早めに抜いた方がいい理由について紹介します。

親知らずは18~20歳前後で生えてきます 。

「親知らず」と聞くと「抜くのが当たり前」といったイメージがあると思います。

必ず抜かないといけないものではないので、抜かずにそのままにして、いつかの機会にと思われている方が多いと思います。

 

しかし、抜歯が必要と判断された場合は20歳前半で抜歯することをオススメします。

 

 

メリットその① 抜歯がしやすい

若ければ若いほど顎の骨が柔らかいので抜歯がしやすいことが多いです。

顎の骨の成長は20歳後半で止まり、その後、緻密になり硬くなっていきます。顎の骨が硬くなると抜歯をする際に骨を削る量が増えるため負担も大きくなります。

 

メリットその② 傷や骨の治りが早い

抜歯した際の傷口の回復力が早いため、腫れや痛みが長引きにくくなります。

 

メリットその③ 歯の根が完成していない

親知らずの抜歯のリスクは「下歯槽神経」との近さにあります。歯の根が完成すると下歯槽神経との距離が近くなります。しかし、20歳前後の生えてきたばかりの親知らずはまだ歯の根が完成しておらず、下歯槽神経との距離がありますのでリスクを軽減することが出来ます。

 

 

また、以下の場合も抜歯のタイミングとしてオススメです。

 

オススメその① 虫歯や歯周病、口臭の原因になる前に

親知らずは非常にお手入れが難しく、歯ブラシやフロスが届きにくい上に、真横や斜めに生えてくることが多いです。隣の歯との間に食べ物が詰まると歯ブラシでかき出すことが出来ません。そのままにしておくと親知らずや隣の歯が虫歯になってしまったり歯周病で歯を支えてる骨が吸収されたり汚れによる口臭を引き起こす恐れがあります。

 

オススメその② 妊娠・出産前に

女性の場合、妊娠や出産を経験する方がいます。つわりで歯磨きが厳しかったり、ホルモンの影響で歯肉炎が起こりやすくなります。妊娠や出産後に親知らずの炎症が起きた場合、薬の服用が必要となり、赤ちゃんに影響を及ぼす恐れがあります。また、親知らず以外にも、歯周病や虫歯は早産の原因になるので治療をお薦めします。

 

オススメその③ 矯正後の後戻りを避けるために

親知らずが生えてきたら、矯正して時間をかけて綺麗に治した歯並びも、押されてガタガタに変わってしまい、虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。

 

 

 

いまお悩みの方もいらっしゃると思いますが、抜かずにそのままにしておいた親知らずが腫れてしまうと非常に辛く痛い思いをします。

次回は親知らずが腫れる原因について紹介したいと思います。

 

千葉県柏市ウィズ歯科クリニックでは口腔外科認定医による親知らずの抜歯を行っております。

詳しくはこちらをご覧下さい。

https://www.with-dc.com/oyashirazu.html

 

 

 

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