インプラントに年齢制限はあるの？

インプラント治療を検討していても年齢を考えて躊躇していませんか？

インプラントはほかの歯に負担をかけることなく、見た目も自然でしっかりとかむことができるメリットの多い治療です。

そこで今回はインプラントの年齢制限についてご紹介します。

【子供でもインプラントできる？】

子供はあごの骨が成長して変化するので、インプラント治療をすることができません。

なぜなら、生え変わりやあごの骨が成長することでインプラントと歯の位置関係が変わってしまい、トラブルになってしまうことが考えられます。

そのため、あごの骨の成長が終わった20歳以降から治療を行うことが可能です。

【年齢の上限はありません】

インプラントは骨の成長が終わった段階であれば、基本的に年齢制限なく治療ができます。

ただ、顎の骨にインプラントを埋め込む手術を受ける負担に耐えることができ、しっかりとお手入れができることが大切です。

また、全身疾患がある場合には、それがしっかりとコントロールできているかなど、主治医の先生との連携が必要なケースもあります。

人生100年時代になりつつある中で、しっかりとかむことができるインプラントは毎日の食事に大きな変化を与えてくれます。

入れ歯からインプラントに変えることで安定してしっかりとかむことができるようになり、認知症のリスクを減らすことができるというデータもあります。

また、インプラントはあごの骨に刺激が伝わるので、入れ歯に比べてあごの骨が減少するリスクを下げることもできますし、消化吸収も良くなります。

最後までしっかりとかむことができることはお口だけでなく、健康的な生活を維持するためにとても重要になります。

【高齢の方のインプラント】

当院では、歯ぐきを切開しないで、小さな穴を開ける負担の少ない『フラップレスインプラント』であれば70代の方でも施術しています。

この方法は歯ぐきを切る必要がないので傷の治りも良く、痛みも最小限に抑えることができます。

また、切開と縫合をしないのでオペ時間の短縮もできます。

そのため、患者さんの負担を減らすことができる治療方法で、インプラントに不安がある方にもおすすめです。

ただ、フラップレスインプラントを適応する場合には、あごの骨が十分にあることが条件になります。

【まとめ】

インプラントは骨が成長途中のお子さんには手術することはできませんが、年齢の上限はありません。

インプラント手術時にはあごの骨の状態や全身疾患が関係してくる場合がありますが、条件が整えば治療ができることが多いです。

インプラント治療はメリットが多いので気になった場合には一度ご相談ください。

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